咲くサクラ、散るサクラ



まだ肌寒い春僕らは
おんなじ場所にいたんだよね
平然なフリで立ってた僕も
肩を震わせ涙してた君も

あの日が過ぎさるのを恐れ
次の道にも期待してたんだ
どちらも愛しい日々に思えて
おめでとうさえ邪魔くさかった

贈る言葉にも書いてなかった
偉い人の言葉にもなかったよね
確かに過ぎる時間が早いって
あの時君は気づいていたのかい

サクラのように一気に咲いてくれればいいね
美しい花が僕にさようなら言ってくれるから

あの場所で立ってた僕に
今の僕は恥ずかしくないかな
頭をかすめ眠れない夜
あの日泣いてた君を思い出す

誇らしげな涙の分だけ
君は胸を張って歩いているだろう
昨日とおんなじ今日を生きた僕は
真正面からは見ることできないんだ

サクラのように綺麗に落ちてくれればよかったね
散る潔さが僕にありがとう言ってくれるから


2017年5月頃作成。娘たちの卒業式を見ながら、30年程前の自分があの時考えていた事、そして今の自分が当時の自分に恥ずかしくない生き方をしていたのだろうか...なんて思いをはせながら作った曲です。

アルバム「サクラのように」

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